今まで夜空撮影をしてきて、失敗したなという物事を紹介して、それについての改善方法を紹介してみたいと思います。ただ自分流なのでもっといい方法があると思いますがそのあたりはおいおい書いていきたいと思いますし、またご教授いただければと思います。
室内からの夜空撮影で室内の反射が納得できない!黒の生地で解決
星空の撮影はやはり屋外からの撮影が一番ベストだと思いますが、少し変わった所から撮影したいとか思っちゃうんです。
ならばホテルの窓から見える星空なんかいいんじゃないかと思うようになり撮影を始めてみました。
いざ撮影してみるとやはりいろいろな問題が出てくるようになりました。なのでその問題を自分流にアレンジして工夫をしながら少しでも綺麗な星空撮影が出来るように工夫をしてきたので備忘録を含め書いてみたいと思います。さらに少しでも参考になればと思い書いてみます。
室内からの夜空撮影を始めた頃は窓ガラスの反射は暗幕をかぶせれば解決できるだろうと簡単に考えていました。すると以下のような蛍光灯の反射が写ってしまいました。暗幕を掛けていたにもかかわらずです。
部屋からの夜空の撮影した時に暗幕の切れ目の隙間から部屋の明かりが移ってしまいました。
予備の暗幕があったので、暗幕を2重に重ねたりして反射を防いだ写真が下の写真です
反射が無くなり気にならなくなりました
部屋からの星空撮影で気づいたこと
宿泊部屋の窓ガラスは結構汚れています。
私は旅行に行った際、宿泊先の部屋からの風景を撮影しています。もちろん星空撮影なので窓から建物しか見えない場合は撮影はしませんが…。
その際高層階から撮影する時外側のガラスが汚れていたりすることがよくあります。一見綺麗に見えたりするのですが、よく見ると結構な汚れがあります。
外側の汚れが更ける時は掃除をしますが出来ない場合は諦めるしかありません。
さらにサッシの下の方には砂や・埃・虫の死骸・クモの巣・砂利などがそのまま残っていていることもあります。結構宿泊施設のクリーニングする際窓ガラスは拭き掃除だけの所が多いいのが現状でサッシの下の方まで掃除はしていないのが現状です。
そんな時は少しでも綺麗な写真を撮りたい為に内側のガラスを拭いてから撮影するように心がけています。
特に室内からの撮影は窓が汚れていると室内の明りを付けた時汚れが反射して凄く見にくいのです。
まあ逆に反射した写真も逆に面白い時もありますが・・・例えばテレビの画面の反射が写りこんでいて時折反射の色が変わったりするのでテレビを観ているんだなぁと確認出来たり、部屋の明りが付くと部屋に戻ってきたんだなぁとか…確認できるのも記録の一つで楽しいですが・・・。
とらえ方だと思うんですが・・・?ね。
持ち物は
メガネ拭き
部屋のガラス窓を拭く用にタオルやレンズクリーナーやメガネ拭きを持参しています。特にメガネ吹きは安いので経済的です。
延長コードと二股ソケット
電源コードや二又コンセントは部屋の作りによってコンセントの差込口が遠いお部屋もあります。そんな時やはり長時間撮影なので電源供給が出来ないと撮影がストップしてしまいます。そんな時の必需品が延長コードの出番となります。
長さとしては長ければよいのですが結構かさばるので3mぐらいあると経験上コードが短いなと感じた事はありませんでした。
星空撮影グッズ専用ボックス
私は星空撮影専用ボックスとしてカメラバック以外にもう一つ箱を用意しています。その中身は延長コードやレンズクリーナー窓用タオル、吸盤や暗幕マスキングテープ、S字フックなど一見撮影には必要のない物なんですがあった方が何かあった時に対応出来るようにと常備しています。箱の大きさは工具箱と同サイズぐらいです。ボックスの中に入っている物の中からいくつか紹介してみたいと思います。
クリップや吸盤
100円ショップで売っているもので構いません。布の四つ角にクリップでつまみ吸盤でガラス窓に吸い付かせてフック付き吸盤で暗幕をピンと張った状態で引っ掛けます。なので最低4個は必要です。予備もあると安心ですね。さらに隙間から光を入れないようにマスキングテープで暗幕を光線漏れをしないようにすきまなくはっていきます。
暗幕もしくは黒い布
暗幕は高いので黒い布を二枚用意しています。
明るいうちに撮影すると窓ガラスの反射が確認できない。
私なりに考えた方法は暗幕を二重にすることで解決しました。
暗幕が薄いと暗幕の繊維の隙間から部屋の光が通ってしまいます。設置する時に引っ張ったりするので長く使っていると薄くなったりするので予備を用意しておくと安心です。サイズは1メートル×1メートルを2枚用意したほうがいいです
黒布の使用方法
事前準備として布の中心にレンズを入れるために切れ目を入れて置きます。
切込みを入れる場合レンズフードを外した状態で入る長さでカットしたほうが取り付けた時レンズフードが押さえになるのでレンズから生地が抜けることがありません
暗幕を触りながら光の反射をモニターで探しながらそこの部分をもう一枚の暗幕で覆います。
探しかとして例えば蛍光灯の反射だとカメラの周辺の暗幕を手でなでるように手を動かすと一瞬色が変わったりします。そこが光が入っている所なのでさらにもう一枚の布でレンズを中心に暗幕をぐるっと360度暗幕を付けて出来上がりです
最後に
暗幕自体はそんなに高い物でなくても構いません。カメラ専用の暗幕がありますが値段もそれなりにしますし、設置する際引っ張ったりするので生地が傷みます。さらに中心部分を切れ目を入れるので高価なものはもったいないです。切れ目からレンズを通すのでそのうち糸がほつれてくるので高い物よりも安い物で枚数を多く持っていた方が経済的で生地が弱ってきた時に交換できるので安心して撮影に挑めます。
以上簡単にさらっと星空撮影グッズや夜空撮影の気になる所を書いてみました。