気温や湿度差が高い時のカメラの対応策
冬の時期やスキー場などの温度や湿度の高低差が高いこの時期の撮影は要注意!
レンズが曇って撮影できませんでしたを防ぐ対応策
スキー場での撮影
スキー場に行くならカメラは必ず2台持っていくこと
理由はカメラのレンズが曇るとしばらくは撮影は出来ないのでもう一台で撮影することになり注意が必要です
私は年に数回仕事でスキー場での撮影があります。スキー場での撮影で屋外と屋内では特に温度差がありレンズが曇ったりします。
特に注意が必要なのはゲレンデからレストランとか湿度が高い場所に入った時が温度差と湿度が高くすぐに曇ってしまいます。食べ物の湯気とかスキーウェアの水分が蒸発しているのでかなりの湿度になります。
レンズが曇るとしばらくはもう撮影が出来ません。曇りが撮れるまで曇りの程度や範囲にもよりますが最低1時間は曇りが撮れません。
ゲレンデでカメラ本体が冷え切っているためかなりの温度差と湿度で曇るのは当然と言えば当然ですよね。
なので対応策としてもう一台のカメラを持参してその一台は室内用として保管しておくとすぐに撮ることが出来ます。ゲレンデで使用したカメラは極力温度差と湿度差に差が激しくないところに保管しておくといいです。もしそんな場所がない場合はせめて湿度が少ない部屋に保管することをお勧めします。
もし湿度とか部屋の状況がわからない場合は湿度が高いと窓ガラスに水滴や曇っているので確認してみてください。ガラス前面に曇っている場合はかなりの湿度ですのですぐにわかります。
入る前に確認してから対応しましょう。
冬の季節の室内撮影
冬になると外気温と室温の差が大きいです。
特に人が集まる場所で例えば学校の体育館やホールでやるイベントの撮影の時が注意が必要です。
これから12月になるとクリスマス会や発表会に始まり卒園・卒業式・入学式と室内でやるイベントが沢山あります。
そんなときは予め室内に機材を置かせてもらい温度差をカメラ本体に影響させないようにしましょう。
私は撮影が始まる1時間前に行って機材を置かせてもらって体は後から行くようにしています。
もし置くことが不可能な場合は機材を室内に入れたら屋外や外に出さない事です。暑い寒い暑いの繰り返しをしてしまうと曇りの原因になりますので先にトイレに行ってからホールや体育館に入り終わるまでは機材を外気に触れさせない事がおすすめです。
雨からの部屋に入れる場合もそうです。
雨でカメラ本体が濡れてしまってレンズの中まで入ってしまった場合はすぐにレンズを上下に動かしながらタオルで濡れたところをひたすら拭き上げるしか方法がありません。濡れたまま置いておくとカビの発生やさび電気系統の不良の原因になりますのですぐにできる範囲で拭いてあげましょう。
もしスキー場でカメラが1台しかない場合は友達や知人のカメラを使い分けするのが一番だと思います。1台はゲレンデや屋外専用でもう一台は屋内専用と決めておくといいですよ。
温度差にもバッテリーの影響があります
特に寒い時はバッテリーの持ちは悪いです。
寒い所→暖かい所→寒い所にカメラをもっていくとバッテリーの残量がかなり減ります。その場合は予備のバッテリーを持参して体温等で温めておくとバッテリーの残量がそんなに減らないと思います。
もしカビが発生したら
販売店やメーカーにメンテナンスをお願いしましょう。
メンテナンス料金も数万円すると思います。
メンテナンスをお願いしても基本カビは全部なくすのは不可能ですがある程度までは落ちますが全部はカビがおちませんのでまたしばらく経つといずれ発生します。
発生する時期としてはカビの存在を忘れた頃に発生します。
もしあまりにもカビが発生した場合は処分して新しい物を買った方が良い場合もありますので検討してみるのもありだと思います。
まとめ
スキー場や温度差が激しく湿度が高い場所に行く場合必ず2台のカメラを持っていき1台は外気に触れさせないで室内に保管
冬の季節の室内撮影は先に室内に置かせてもらい温度差を生じないようにする。
雨の時のカメラは常にボディを拭き上げレンズはこまめに拭き上げてください。
寒い時の電池の性能の低下には保温が大事で肌に触れさせて性能を持続させるようにと心がけましょう。
そして1年に1回はメンテナンスに出しましょう
メンテナンスするだけでもカメラの持ちはかなり違います。1年に1回が厳しければ2年に1回でもメンテナンスすることをお勧めします。
メーカーに持ち込んでメンテナンスするようなことがあるならば是非そのカメラの部品の製造期間を聞いてみましょう。聞くことによってどのくらいの年数まで使えるかある程度の目安になると思います。