星空写真で絞りを開放と絞り込んで撮ったのと両方で撮ってみたのでその違いを比べてみました。
今回は我が家の庭のもみじを手前に入れて星を撮ってみました。日時は2019年12月15日の19時ぐらいと21時半ごろに撮影しました。この時間の差は夕食やら息子をお風呂に入れたりとやることがあったので少し時間が離れてしまいました。
周りの環境は住宅街にあるので住宅の明りが強くそんなには見えません。それでも見える範囲内で撮影してみたので参考になるかとは思います。
モミジとカメラの距離は約1m70㎝くらい離れているのでかなり近い距離にもみじがあります。
いつも私は星空撮影する時近景にはもっと離れたところ(大体近くても5m~10m)にある樹木や建造物を入れるようにしているので今回の撮影はかなり近い物を近景に入れています
最初は開放気味で撮影した写真です。
撮影情報はシャッタースピード(S)5秒 絞りS絞り(f)f1.8 感度(ISO)400 焦点距離20mmで撮影しました
空の方にはうっすらと星らしきものが写りこんでいます
撮影し終えてパソコンで確認してみると最初は埃や汚れが沢山ついているなと思いレンズを清掃して再度挑戦してみましたが、又汚れが付いていると思い今度はフィルターを外して撮影しましたがまたもや汚れだと思い食事の時間になったので一時中断しました。
下の写真が赤枠を拡大したもので星がシャボン玉のように球体の様な状態で最初はゴミが付いているのかと勘違いしていました。
通常だと下記の写真のように長時間露光撮影で星は白い線のように写りこみます
埃が写りこんでしまった画像
仮にレンズに埃が付いて撮影すると下記の写真のように黒い点がぼやけて写りこんでしまいます。なんとなく似ていますよね。今回はこんな感じになっていたので埃や汚れが付いていると勘違いしてしまいました。
今度は絞り込んだ画像です
撮影情報はシャッタースピード(S)15秒 絞りS絞り(f)f7.1 感度(ISO)3200 焦点距離20mmで撮影しました
この画像を拡大してみると
この画像を拡大してみると星の光がぼやけていなく一つの光の点になって写りこんでいます。これでいつもの星空風景が撮ることが出来ました。
じゃあなぜごみではなく星と言うことが確認できたかと言いますと同じ条件で何枚か撮影をしていました。その画像をコマ送りのように次へを何回か押していくとぼやけた光が徐々に動いていくのが分かりました。しかも不規則に動くんじゃなくて規則的に動いていくのが分かったのでこれは星で間違いないと確信に変わりました。
まとめ
星空撮影でかなり手前に被写体を入れて撮影する場合絞りも必要に応じて絞って撮らないと星の光ではなくゴミが付いたような星の光に変わってしまい注意が必要です。
次回又撮る時はさらに絞り込んで撮影してデータを撮ってみたいと思います。