連休で初めて掛川に行き葛布というものに出会いました
掛川に下調べもせずご当地物を探してみた。
今回旅行に行く前に名産品などを調べてから行くのですが今回はあえて下調べせず現地について探しながら出会った物を感じてみてブログに載せようと決めて旅行をしてみました。
掛川と言えばそんなに名産品などは無いと思っていましたがいざ行ってみると結構名産品や伝統工芸品などがあることが分かりました。どうしても知名度が高い浜名湖や静岡に目が行きやすいので見逃してしまいます。なので今回掛川に旅行をしなかったら新たな発見は無かったと思います。
葛布というもの
葛布の勉強を思わぬところでしてきました。
掛川では有名で名産になっているみたいです。
掛川市内の小崎葛布さんで小銭入れを買い義理の祖母にお土産にしました。そこのお店のご主人が葛布の事を色々と教えてくださいました。世の中の人は葛と言うと葛餅や葛湯という方面に行きがちでどうしても葛布には結びつかないそうです。確かに私も葛布というものは初めて聞いた言葉で工芸品とまでは想像しませんでした。
しかも掛川の葛布は高級工芸品らしく世界的にも有名で高評価だそうです。海外では特に葛布で出来たカーテンなんかだと人気があり喜ばれるみたいです。確かに見た感じは和風感たっぷりで落ち着いた室内になります。
葛といいますと雑草とか草木の街の中の厄介者・邪魔者というイメージもありどんどん伐採してましたが、今回の葛布を見て180℃印象が変わりました。もし街中で目に入ったら葛布や葛餅などを思い出して手に取って何かを感じてみたいと思います。
葛布の工芸品
財布や小物入れ。メガネケースやパスケース・草履などもありましたが一番驚いたのが、壁紙で、店舗の中の壁紙も葛布で出来ているらしく耐久性は大体30年くらい持つらしいです。商品選びで悩むこと約10分嫌な顔せず快く購入する商品を丁寧に扱っていただいてご主人の葛布に対する思いが大事にしているんだなと伝わってきました。職人魂が伝わってきた一面でした
会話の流れで私の仕事が写真関係の仕事だと話すとご主人もやはりこういう仕事柄取材なんかを受けるそうです。取材に来た時にもよく写真を撮られるそうなんですが、1回の取材で大体1カットか2カットで撮影は通常終わるそうで多くても10カットぐらいで終わるんですよと。ただ某有名企業の雑誌の取材に来たときは300カットぐらい撮って驚いていました。そしてその中の1枚だよと雑誌を見せてもらいました。
私の撮影は雑誌関係ではないので300カットと聞いて驚きでした。ちなみに私の仕事は時間との勝負もあるのでそこまでの撮影時間は取れません1分取れるかどうかの感じです。
すみません感謝です。工房まで見せていただきました。
そんな会話もしていただき2階が工房になっているからもし時間があれば見ていけば?との事。なのでせっかくなので見せていただくことに・・・。まず目に飛び込んだのは機織機で織っている女性の方が目に入ってきました。女性の方から降り方を教えてもらいながら部屋の周りを見渡すと地元企業のカレンダーや地元の物が多くありきっと地元から愛されているお店なんだなあと感じカレンダーの脇には100円ショップのS字フックがあり庶民的な所もあり少しホッとして嬉しくなりました。そういうものを見ないと子供もいるのでかしこまってゆっくり見ることが出来ないので安心してみることができました。親しみやすかったです。
ちょっとした社会科見学ですごく楽しめました。掛川城の近くにあるのでお勧めな所です。自分のお土産に買えばよかったと後悔しているこの頃です。