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ニコンレンズNIKKOR 200-500mm f/5.6Eを市民会館で使えるか試してみました。
子供や孫のピアノ発表会とかで大きなホールで開催するのが多いですよね。
やはり子供の晴れ舞台は記録に残したいものビデオもいいが写真にも残したいですよね。
なので今回は比較的大きなホールで検証してみました。
市区町村に1カ所のみの収容人数2000人のホールで検証してみた
検証した場所は家の近所の公民館じゃなく市区町村に1カ所しかないようなホールで著名人が講演会とか有名人のコンサートが出来るような施設の大ホールで試してみました。
観客席から舞台まで約50メートル~60メートルあろうかと思うホールで2階席から撮ることにしました。
照明は比較的明るくISO1600・シャッタースピードS80・絞りF5.6・ホワイトバランス2880Kで手動です。
早速三脚にレンズを取り付けてみるとやはり重く小さい三脚だと耐えきれるかどうかの不安になりました。
そしてレンズにボディを装着し一段と重くなり瞬時に動かすのが一苦労だなと感じました。
三脚に取り付けた場合横の動きは楽ですが縦の動きが鈍いです。なので三脚の雲台も考えたほうがよさそうです
レンズフードを付けるとやたらと長い
さらにレンズフードを取り付けるとかなり長いレンズ。正面に向けた場合手を向けても届かないのでカメラを横向きにしてフードを取り付けしました。
そしてここで不安がよぎりました。
もしここ2階席からレンズフードが1階席に落ちてしまったらと考えると大変なことになる。
ましてや人に当たったりしたら怪我を負わせることになり擦り傷程度なら許してもらえるが、レンズフードは丸いが角がありそこに当たったら切れるので何針を縫いましたなんてことになったら大変だなと思い、もう設置していて後ろにも下がることが出来ず、出来るだけ自分の体に寄せてたまにレンズフードを確認しながら撮影することにしました。
撮影開始
いざ撮影開始。使ってみるとやっぱりかなり近づいて撮れる。これは凄く近くまで寄れる!ピアノの鍵盤をたたくのが見える!目線までもが楽譜にいったり鍵盤に行ったりするのがよく見える。
購入する前は500ミリまでは必要ないかなと思っていましたが、自分の理想としていたイメージの画角(写る範囲)でやっぱり買って正解だなと先ずは感じました。
画角(写る範囲)の比較画像
まず最初にお断りします。
ホワイトバランスなどは合わせる前の画像で合っていませんので、画角(写る範囲)だけを比較してください。
ここで簡単に画角(写る範囲)の名称を説明しますね。
キヤノン:35mmフルサイズ=ニコン:FXフォーマットは同じサイズ
キヤノン:APS-Cサイズ=ニコン:DXフォーマットは同じサイズ
下記の説明ではフルサイズとDXサイズで説明をします
①の写真はフルサイズのカメラで撮影しました。
やはりピアノが小さく感じてしまいますよね。ピアノの椅子に座ったらさらに小さくなり周りの景色が邪魔ですよね。
②写真はDXサイズですのでフルサイズで換算すると300mm
ピアノが丁度いいですよね
③の写真はだいぶ近くに寄れて黒い鍵盤がみえて椅子に座ってピアノを弾いている表情は感じ取れると思います。
ただこれでも十分な画角ですが、う~んおしい!後ちょっと!!って感じですよね。
④の写真はDXサイズですのでフルサイズで換算すると750mm
ここまでくるとお~って感じですよね。
イメージをしてみると指の動きもわかる写真だと思います。
弾いている手と真剣な表情がイメージ(想像)できるかと思います。
本当は人物も入れて載せたかったのですが本人がNGと言ってしまったのでイメージしていただけると助かります。お役に立てなくすみません。
個人情報保護法のためご了承ください
まとめ
いかがでしたでしょうか
①フルサイズ・200mmの写真だともうちょっと大きく撮りたいですよね。
④の写真750mmになるとかなり寄りの写真が撮ることが出来ますよね。
ただ750mmまで伸ばすとかなり手振れが起きますのと、ちょっとずらすとすぐにどっかに行ってしまいますので注意が必要です。
なので手持ちでの撮影は慣れないとかなり厳しいです、ある程度しっかりした三脚があると便利です。
一脚でもいいんですがちょっと動かすとすぐに違う方向に向いてしまいますのでせっかくのシャッターチャンスをのがしてしまいますので出来れば頑丈な三脚をお勧めします。