街の写真屋さんが写真クラブを作ると
私の店舗では写真クラブの窓口になっています
クラブ活動の内容は写真の勉強をするんじゃなく皆で写真を撮りにいくクラブで、主に風景写真を主体として活動しています
皆で写真を撮りにいこう❗️みたいな感じのクラブでどちらかというと写真を勉強しに来るのではなく撮影して後日皆で見せ合いっこして楽しむ会になっています。
そんなクラブを第三者的な視点でみると良い点も悪い点も見えてしまう。
悪い点
まず長く続けているとまずマンネリ化してしまいます。
クラブに入りたての方は一生懸命やっているので無我夢中になって楽しんでますが、三年も経つと飽きてくるのか、撮影会に出掛けても写真を撮らずに遊んでいて、後から帰ってきて今日はつまらなかったとか言いながら戻ってきて、天気のせいにしたり時間のせいにしたりと言い訳ばかり並べて、何もせずに帰ってきているのでもったいない感じがします。
そうなってくるとカメラから徐々に遠ざかり、しまいに辞めてしまったり写真を撮りに行くなら一人で行くようになったりします。写真を辞めたらせっかくの趣味もなくなりもったいない気がします
永くやってるとクラブの中でも好きな人嫌いな人が出てきて人間関係で悩む方もいます。
写真と言うのは個性が強い人が多く見受けられます。
なのでどうしても個性を前に出してしまい時折いい写真を撮っていても個性が強すぎてほかの方からの評価はあまり良くない時もあります
勿論写真クラブを荒らす方も中にはいます。どうしても自分の意見を押しすぎて周りの方たちから引いてしまいそのうち見向きもされなくなりクラブを去っていく方もいます。そしてまた戻ってきてやっぱりもう一度クラブに入りたいと言い出す方もいます。
良い点
良い点は撮影スポットの情報交換が出来るということや写真のアイデアのレベルアップにつながるということ。
例えばこんないい撮影場所があるよとか、この桜はあまり知られて無いとか、お花の写真はこう撮影するといいよとかアドバイスもアイデアも貰えます
秋にはここの紅葉はお勧めとかいろいろな情報が入って来て自分たちが知らないような場所に出会えるということ
そしてさらにじゃあ今度はここに撮影旅行に行って後日写真を見せあいながらこういう風に写真を撮ると綺麗とかアイデアが生まれて新しい発想が出てきます。
もちろん皆で撮影旅行に行くので撮影旅費なんかも安く済ませることが出来ます。
写真展も個人でやるよりもクラブでやれば断然安あがりで開くことが出来ます。写真を撮っていると誰かに見せたいという気持ちが出てきます。
そんなとき個人で写真展をやるよりも団体でやった方が全然コストはかかりません。
もちろん展示用写真枚数も減ってしまいますが金銭的に見ると遥かに経済的です。
しかも複数で開催するので新しい出会いもあります。
人が人を呼んでくれて人脈も増えていきます。
そんなことをやっていくとどんどん写真仲間が増えていき楽しみながら写真のレベルアップが期待できます。
これからクラブに入りたい方やクラブを作りたい方
もしこれから写真クラブを作りたいという人やクラブに入りたいという人はこの辺りを頭の片隅にでも置いておけば、クラブってこう言う所なんだと割り切る事が出来て楽しむことが出来ると思います。ただし色々な個性のある方々がいるので尊重したうえでやっていかないとしまいに孤立してしまいます。
せっかくの写真クラブなんですから楽しまないと面白くないですからね。