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レンズ付きフィルムの使い方
今回はレンズ付きフィルム(コダック製)の使い方を紹介します
このレンズ付きフィルムはデジタルカメラが主流になり使ったことがない人や見たこともない人が結構います。特にお子様から質問が来ます。なので今回我が家にあった物で紹介したいと思います。
まず開封するとコダックのイメージカラーの黄色が目立ちます
②
赤く囲った裏側にあるグレーのレバーを回転させてカチッと止まるまで回し続けます
③
レバーが止まると同時に赤く囲った数字が36と表示されます。
36枚撮りは36と表示され27枚撮りは27と表示され
撮る度数字が減ってきます。
黄色く囲った所がシャッターボタンです。
シャッターを切る度に②にあるレバーを止まる所まで回し続けます。止まったら写真がとれます
ボタンが軽い為すぐにシャッターが切れますなので撮る間際になったらレバーを回すようにすると無駄にシャッターが切ることがないです。
④
裏面に赤く囲った所が目を当てるのぞき窓です
カメラの表面です。緑で囲った所が裏面ののぞき窓です
黄色く囲った所がレンズですここを塞いでしまうとシャッターが押せますが写真が撮れません。
紫で囲った所がストロボの発光部で赤く囲った所がストロボのボタンです。ここを押すとチャージされストロボが発光します
ストロボの強さは1・2mくらいです
このカメラは衝撃に意外と強く落としたくらいじゃ全然壊れません。かえってデジカメの方が壊れやすいかもしれません
写真を全部取り終わると0カウントになり撮影が出来なくなります
写真を撮り終わったら
そのまま写真店に持っていき現像とプリントをしてください。
出来上がるとネガフィルムとプリントが貰えます。
デジタルカメラ世代ですとこのカメラは面白いかもしれません
レンズ付きフィルムの全盛期と成熟期
レンズ付きフィルムの全盛期には色々なアクセサリーが出てました。
例えば防水ケースでプール・海で写真が撮れるケースとかネックストラップとかも出ていました。今でも出ているとは思いますが
成熟期になるとカメラ本体の性能が上がってきました高感度フィルムだったり望遠レンズだったりバリエーションが増えていました。
写真が出来上がってくるまでのワクワク感
フィルムカメラは出来上がるまでの時間がかかるのでその間のワクワク感が楽しみでした。まるで旅行に行く前の前日のワクワク感と同じ感覚です。
写真店で受け取った時必ずとりあえず何故か全部見てしまいます。デジタルカメラは撮っ手も全部は見ないのですがネガフィルムはなぜか見てしまいます。不思議ですね。
レンズ付きフィルムを知っている方でもたまにはスマホやデジタルカメラから離れてレンズ付きフィルムで写真を撮ってみると久しぶりの感覚で楽しいです。
そして写真が出来上がるまでのワクワク感「写ってるかな~???写ってないかな~???」を味わってみるのもいいもんですよ。
プリントや現像について
プリントや現像を同時にしてもらう事を「同時プリント」といいます。
写真屋さんに言ったら“同時プリント”と伝えるとスムーズです。
フィルム現像できる所がかなり減ってきています。
大手の量販店では現像等していると思いますが、必ず量販店以外の所でもできる自宅の周辺に必ず店舗があります。ぜひ探してネガフィルムの写真を楽しんでみてください。
過去には2時間くらいで出来る事もありましたが、今では全盛期のように直ぐできるというという店舗は難しいと思われます。私の店舗でも3.4日かかります。ぜひ余裕を持って同時プリントと伝えてください。
フィルム現像が出来る写真屋さんは必ずあります!!!
まだ現像していないフィルムやレンズ付きフィルムがあれば、捨てないでぜひ現像に出してくださいね。