ストックフォト用撮影に使用してみて使いやすい背景スクリーンや撮影台の良い点と悪い点
ストックフォト用に物撮りをしてみて本格的な背景になると数万円になるものもありますので私の中でこの金額ならばちょっと奮発して出せるなと言う金額を設定して購入しました。ちなみにその金額は10000円前後で買うことが出来る品物です。
撮影用パネル板
撮影台に使えるアクリル板やプラスチックボード!アクリル板等は色々な所で使えますが、今回は白色のプラスチック製ボードやアクリル板はストックフォト専用に用意しました。アクリル板は無色透明とスモーク色を用意しました
パネルや板などは商品撮影に使う為に購入なのである程度面積が大きい物を購入。
面積が小さいと物撮りする時、配置に制限されてしまうし、うまく納得できる配置が出来ないのである程度広いほうがお薦めです。
プラスチック製パネルを使用してみて
板の色は写真の使用者が使いやすいようにホワイトに決めました。
2年前に購入し現在も使っていますが汚れが目立ってきてタオルなどで拭いても汚れは取れなくなり傷だけが後に残ります。
また冬になると乾燥で静電気で埃が付きやすくなるので撮影時に傷やほこりの注意が必要です。
もし埃が付いてしまったらヘアー用のリンスをお湯で薄めてタオルで拭いてあげると埃が付きにくくなるのでリンスを付けてから使用してみてください。効果は大体10日前後持ちますのでゆっくり撮影することが出来ます
埃は特に黒色や濃い色のパネルだと目立ちやすくなるので使う前にリンスを使用するのがいいと思います。
私が今でも使っているサイズはパネルの大きさは一辺が160センチぐらいあるとやつで色々な商品が載せられるのでお勧めです。
続いて透明なアクリル板です。透明にも種類がありますがスモークがかかった透明なアクリル板と無色透明なアクリル板を用意しました。
アクリル板を使用してみて
無色透明のアクリル板は色々な背景と言うか下地に対応できるので面白いです。
上記の写真の用にアクリル板の下に絨毯をひいてその間に玩具を挟んでアクリル板の上にさらに玩具を載せて撮影してみました。
例えばフエルト生地の上アクリル板をおいて撮影すると、どちらがいいかは感性の問題ですが私が思うには、フエルト生地独特の軽いイメージではなく高級な感じになります。
その代わり透明のアクリル板は傷や埃がやたらと目立ちます。特に目立つのはスモークがかかったアクリル板で埃が付いているとそこだけが目立ってしまいそこだけ意識してしまいます。
上の写真に埃が付いているのが飛行機の右下辺りにあるのが分かります。
傷も目立つようになってきます。
どうしても商品を置いたりするので細かな傷が増えてきてしまいます。
ハードコートのアクリル板もあるみたいなのでそちらを使用するのもいいのかもしれません。
ちなみに私は使ったことが無いので何とも言えないですが硬い材質みたいなので傷は目立たないかもしれません。
保管方法も無色透明だと傷や埃には気を付けないといけません。
私なりに考えると使いやすさから考えて白色のパネルが一番扱いやすいと思います。
がどちらを使用しても1~2年に1回は定期的に交換することをお勧めします
どこでかえるの?
大型ホームセンターなどに行くと種類が豊富にありサイズも色々あるのでお勧めです。金額は大体10000円前後で購入できます。違う色や濃度で2~3枚あるとバリエーションが増えいろいろなイメージができると思います。
例えばこの色だと目立ちすぎるなとか同色でいまいち商品がどこにあるかわからい時もあるので予備はあった方が良いと思います。撮影していても楽しみながら撮影できます。
フエルト生地や布生地
とくにフエルト生地はカラーのバリエーションが豊富なので物撮りする被写体によって使い分け出来ますので重宝します。ちなみに私が持っているのは赤色青色黄色緑色のフエルト生地です。どちらかと言うとポップなカラーなので明るい感じのイメージになります。
それ以外に黒のベルベット生地もあります。こちらの生地は上品な感じになるのでこちらも使い分けします。
布系はパネルと違い柔軟に背景が作ることが出来ます。パネルだと光沢感は出るのですがどうしても一枚の板なので背景の形づくりができません。背景の形づくりとは簡単に言うと背景に違う色を入れたいとか背景を少し盛り上げて山のイメージを作りたいとかあえてシワを作りたいとかが出来ません。
そんな時に布系は背景の形を変えることが出来るので自由度が上がります。もちろんデメリットもあります布系は埃が絡み合ったり長時間使用しないと癖がついてしまいます。例えば丸めて保管しておくといざ使う時取り出してみたらカールしてしまって凸凹になってしまっていたり糸がほつれてしまったりとか髪の毛が絡んでいたりとか、又折りたたんで袋に入れて埃をつかないようにして保管していていざ使う時折りたたんだ線が気になったりいろいろな面で管理が大変な所もあります
紙背景
紙背景と言うのもあります。紙背景のいい点は汚れたら消しゴムで消したり汚れが目立つようになってきたら思い切って切って新しい所の背景を使ったり、埃が付けばブラシで履いてはあげれば冬の乾燥した季節の静電気でくっ付いて落ちなない等も気になることはありません。
もちろんデメリットも当然あります。
何かの原因で濡れてしまったらすぐに拭きとっても消しゴムのカスのようにポロポロになって破けます。
ある程度厚い紙ならば自然乾燥で対応は出来ますがそれでもやはり濡れたところはよれたり変色したり目立ちます。それに紙なので使い切ってしまえばもう終わりなのでコストがかかります
まとめ
今回色々な物を試しましたがプラスチックパネルが一番経済的で長持ちすることが分かりました。長く使っていても傷はつくのは当然だし汚れも増えてくるそれでも少しずつパネルに載せる位置を動かしながら使用していけばある程度は長持ちすると思います。
消耗品だと思いながら撮影ライフを楽しんでください。