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ストックフォトをやっていると、不採用の理由でアーチファクトと言うのがあります。
いわゆる写真にノイズが発生していますということです。
ストックフォトを始めた当初は全く理解できませんでした。
理解できなかったのでそのままにしていました。
ただあまりにもアーチファクトの原因で不採用になりすぎるのでネットなどで調べてみました。
写真データを何も加工していないのに加工のし過ぎが原因で不採用とかで落ちる時があり最初の頃何故だろうと納得いかなかったです。
調べていくうちにノイズという言葉が出てきました。初めて聞く言葉です。
ネガフィルムの時代には聞かない言葉でした。
あったとしても私が仕事で大きいサイズのプリントをしていなかったのでそこまでは気にしなくてもよく、たとえノイズが出ている写真があったとしてもその写真を使わなければ済むことなので気にもとめていませんでした。
ネガフィルムの時代には拡大して表示することなかったですからね。せいぜいルーペで確認するくらいですし。
ノイズが出る理由
撮影時ズームレンズで望遠側にピントをわせるとノイズが発生しやすい事がわかりました。
その他にもノイズが発生する原因はいくつかあります
アーチファクト、露出不足、カメラセッティング、過度な圧縮、過度な編集・加工・長時間露光とか高感度撮影とかでも発生します
フィルムの時代にはなかった項目でデジタルになってから覚えた言葉です
もしかするとネガの時代からあったのかもしれませんが私が知らなかっただけかもしれないです。
写真の仕事は独学で始めたので知識不足かもしれません。
下の写真はスマホで撮った写真です
ゆりかもめの車内から動いているときに撮った写真です色とかは気にしないで下さいね。
青い壁面が滑というかつるんとしている感じ
青い壁面がざらざらしている感じ
上記の写真は少し見ずらいかもしれませんが、ノイズを抑えたものとそのままの物です、青い壁が色々な色が交じっているのがわかりますでしょうか?前者の方が滑らかで後者はざらざらしている感じですよね
これがノイズです
ノイズが少ないレンズ
ひかくてきズームレンズを使うとノイズが出やすい事が気がついたので単焦点レンズを使って撮影してみるとノイズが完全に出なくなることはないですが出にくい事がわかりました。
ノイズが少ないレンズは単焦点レンズです
単焦点レンズとは50ミリとか35ミリとかで28~135ミリとか書いてないレンズです
ズームレンズは単焦点レンズより中のレンズの枚数が多いのでどうしても画質がおちるんです
なのでストックフォトを始めるのに単焦点レンズを使ってみてください。
単焦点レンズで撮った写真はあまりにも綺麗なのでズームレンズが使えなくなってしまいます。
単焦点レンズで撮影する時、被写体に合わないなと感じれば自分が前後動けばいいのです。
写真のノイズを消す方法
フォトショップエレメンツで紹介します
本当は撮影する時点でノイズのない撮影をすれば修正は必要ないんですが、そうもいかないので今回はフォトショップエレメンツで説明します。
やり方はすごく簡単です。
フィルターを左クリックするとノイズと言う項目が出てきますそこにカーソルを合わせるとノイズを低減が出てきますのでクリックすると別画面に画像が表示され、画像を確認しながらノイズを消せるので調整してみてください。
カメラ側にもノイズ低減が機能があります
私が使っている一眼レフカメラニコンD810ではメニュー項目の中に長秒時ノイズ低減という機能が付いていてonにすればカメラ側でシャッターを切った後に処理してくれます。ただし逆に言うとノイズ低減をonにしていると処理をシャッターを切った後にしているのですぐにはシャッターが切れません。連写が出来ないので注意が必要です。
さらに高感度ノイズ低減という機能のもついています。こちらはノイズ低減の強弱が選べることが出来ます
カメラ側でノイズ処理をしてくれるのでパソコンでの後処理が少なくなるので作業効率が良くなります。ぜひお手持ちのカメラにもノイズ低減機能がついているか確認してみてくださいね