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キャノンとニコンのカメラの扱い方の違いを検証してみました
今回はよし悪しでもなくこちらの方が綺麗に撮れるとか、使いやすさとか、性能・重さ・画素数・とかの違いとかじゃなく扱い方・操作の仕方を自分が使用して感じた事を書きたいと思います。
何故なら仕事柄よく相談を受けるのですが、「一眼レフを購入を考えていてキャノンとニコンどっちがいい?」と聞かれるのがすごく多いので書き留めておこうと思います。
私が思うにどちらのメーカーでもよいと思います。少し前まではこっちがいいあっちがいいとかうんちく並べて説明してましたが、今現在は身内の人が使っているカメラメーカーを勧めています。
理由は身内の方が使っているメーカーならある程度使い方を分かっていると思われますし、例えば誰かにシャッターボタンを押す行為の撮影をお願いをする時に使い方をいちいち説明しなくてもいいですし、扱う方も気楽に撮れて持ち主のこちらも余計な心配がなくなります。どうしても第三者にお願いする場合カメラを落とさないかと心配になってしまいます。たとえ相手に過失があったとしてもお願いした私たちにも少しは責任があると思います。
本格的にカメラをやる場合
もし真剣にカメラを考えるならそれぞれメーカーのこだわりがあるので、写真を撮ってパソコンに保存して終わり!じゃなくその先の写真データの管理や出力先も考えないといけません。
例えば色の管理も考えなければと思います。
カメラとパソコンモニターの色の再現を一緒にし管理しなければいけませんし、コンピューターが置いてある部屋の蛍光灯の色も室内環境も管理しなければいけません。
いっくらカメラが良くても人間の眼なんていい加減な眼をしているので見ている時間が長いとモニターの色に慣れてしまいます。
じっとモニターを見ていると残像が残ったりしていて正確なものではありません。
もし正確に色の管理するにはモニター選び室内環境それなりの費用がかかります。テレビモニターにしても10万ぐらいかかりますし、パソコンの室内も外部からの光線や光が入ってこないことや、蛍光灯もホームセンターで安く売っているものは色温度が違うので使えません。(どちらかというと緑がかっています)
であれば違う視点・見方でカメラを勧めたほうがいいんじゃないかなと思い検証してみました
せっかく新しいカメラを買って、違うメーカーのカメラで撮影するとき焦って使い慣れていないカメラを使うとせっかくのシャッターチャンスを逃してしまいますので、あらかじめ情報を得て練習してから撮影すると焦らずに済みます。
私が持っているデジタルカメラでメインカメラはニコンD810・D500キャノン7D・5DMark2・5Dsです。サブカメラはニコンD70・D80・D300・D300s
ネガカメラはニコンF5.F100・FM2その他のカメラもありますが次回に書きます。
今回比べるカメラはD500と5Dsです。
①レンズ操作
まず一番大きな違いはズームレンズを使った場合キャノンの場合レンズを右に回すと広角になりニコンの場合左に回すと広角になります。望遠にしたい場合はその逆に回します。
これは慣れるまですごく違和感を感じます。慣れてしまえばどってことないんですが、2台同時に使っているとすごくやりずらいです。
上の2点の写真を比べると数字の配置が逆になっています
②ピント調節
AFであればそこまで気にならないと思いますが、レンズのピント調節も逆でニコンは左に回すと手前にピントが合いキャノンは右に回すと手前にピントが合います。
AF(オートフォーカス)であればそこまできにならないと思いますがMF(マニュアルフォーカス)にしてピントを固定し微調整する時に慣れていないと逆に回してせっかく合わせたのに~となってしまいます
③カメラ本体のメニュー操作
背面モニターのメニュー表示はニコンの場合は縦移動キャノンの場合は横に移動になります
つまりメニューで色々な機能が切り替えが出来るのですが
例1:撮影メニューでカラー⇔白黒写真に変更したり
例2:再生メニューで写真を削除したり動画再生データを消したりする
メニュー操作が
ニコンは縦移動(上下移動)でカテゴリー選択から細かな設定操作は横移動に変わります
キャノンは横移動(左右移動)でカテゴリー選択から細かな設定操作は縦移動に変わります
これもまた探すのに一苦労です。
キャノンは上部横並びでカテゴリー選択
ニコンは左端縦並びでカテゴリー選択
④レンズ交換
これまたキャノンとニコンと逆になります。
レンズ交換をする時ボディーを正面から見た場合
ニコンは右にレンズを回すと外れキャノンはレンズを左に回すと外れます
装着する時はその逆に回します
これもまた急いでいる時に戸惑います
ボディの中に埃・チリとか入れたくないのでなるべく短時間で交換したいのに早く交換しなきゃいけない時に限って時間がかかります。
赤く丸したところはレンズを交換する時に使用するボタンと目印です。ボディ側に黒いボタンを押してレンズを回転して外します
キャノンは赤い点ニコンは白い点
この点を同じ位置迄レンズを回し取り外しが出来ます
キャノンは見えませんがレンズを外すと見えます
⑤ボタンの位置・配置
カメラは右目で見るように設計されていてボタンの位置は右目専用に考えられています。もちろんメーカーによってボタンの配置とかはやはり違いますが慣れればそんなに難しくないと思います。
ボタンの配置は大体一緒の位置にあるんですがボタンの内容が違ったりしています。
モニターの左側に配置してあるボタンは左手で抑えて押すように設計されています。ここを操作するには両手で持たないと操作できません
いかがでしたでしょうか意外と違っていますよね。
どちらがいいかは別としてこういうところの違いでカメラ選びも選択肢の一つだと思います。
⑥ボディのメーカーとレンズのメーカーが違うのも要注意
一眼レフはレンズ交換が出来るのでニコン用キャノン用の他社製のレンズを付けることができます
他社製レンズはコスト面で非常にすぐれていて、画質の面でも昔よりかなり良くなりました。
安さ重視か画質重視どちらもありだと思います。
ただボディのメーカーとレンズのメーカーが違うのも要注意です。
レンズのピント調節を回す方向も違いますので事前に確認してください
以上長々と読んでいただきありがとうございました。
次回はメモリーカードのお話を書きたいと思います。