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カメラをメンテナンスしないでいたらどうなるのかを私の経験上での事を書きたいと思います。
カメラやストロボのバッテリーの電池をほっとくと
電池も自然放電でバッテリー自体が無くなってしまい、専用電池では経験がありませんが量販店などで売っている電池でコイン電池やリチウム電池を入れっぱなしにするとそのうち電池から液漏れが起こり電池との接点が汚れて電流が通らなくなります。
ストロボ等も同じ症状が起きます。ストロボは複数の電池を必要とするのでどうしても同じ電池を使用していると新旧が分かりません。新しい電池と古い電池を両方入れっぱなしにすると液漏れがしょうじます。
私の経験でありますが、たまたま古い電池と新しい電池を一緒に入れてしまいそれが原因で電池の中の液体が漏れてしまい、そのまま気が付かづ放っておいていざ使おうと思っても電源が入らず確認をしてみたら接点に白い粉が付着したりして電流が流れなくなっていました。
撮影直前に気づき慌てて指でこすっても落ちなくて結局マイナスドライバーで削って電流が通るようになりその場を対応したことがあります。
左側が古いストロボの電池の接点右側が新しいストロボの電池の接点で比べると古い方がくすんでいるのがわかります。右側の接点が光沢感があり光っています
カメラのゴムやラバーの剥がれ
そのうちにカメラのボディの塗装が剥げていき文字が確認できなくなりますしボディの周りのラバーが剥がれていきラバーも伸び切って強度が無くなっていきます。文字の剥がれやラバーの剥がれはある程度もうしょうがないところもあります。どうしても手でつかむ場所は限られていてそこばかりが負荷がかかり剥がれや削られていきます。ラバーの剥がれはついでの時に治しましたがでも気にせづにはいられません。
虫メガネの+マークが削れています
シャッターを押しすぎるとどうなるのかというと
まずメンテナンスもしないで使っているとシャッタースピードがずれていきます。細かく言うとシャッタースピードが500分の1秒で切ったとしますメンテナンスしないと500分の1秒から少しずつずれてきて500分の1秒ではなくなります。501分の1秒とか499分の1秒とかになっていきます。
シャッタースピードはもう自分には対応できないのでメーカーに頼んで言われるがままです。
かなり前のネガフィルムの頃の話になってしまいますがシャッター幕がしまいにバラバラになりシャッターボタンを押してもシャッター幕からすきまができていきそこから光線や光が入ってきて写りこんでしまったり又シャッター幕がつねにあがりっぱなしになってしまって何を撮っても真っ白な状態になります。さすがここまでになると修理をお願いしていました。
さらにそれをそのままにしておくと
カメラの修理は製造終了から8年までは部品を作り続けるのですがそれ以降は部品を作らなくなりどうしても交換部品や壊れやすい所がありどうしてもみなさんがそこを直しに来るので部品が徐々に無くなっていきます。そしてメーカーに修理依頼をしても部品が調達ができなくなり在庫不足で治るものが治せなくなります。
やはりそこまでくると私もカメラを買い買えたり修理したりしていましたのでさらにそれ以外の症状は経験したことがありませんが、しまいに腐食や消耗部品の劣化がおきていずれ使えなくなると思います。
その先は
カメラの下取りや買い取ってくれる業者や店舗があるので売ってしまってもいいですしそのままコレクションとして飾って置いても素敵だと思います。